飯南ヒルクライム2011
去年は紹興酒漬けになった中国出張で参加できなかった大会。
2年振り2回目の参加です。
週末から福岡で食事など移動が多かったので、結局、
1時間少しの仮眠で出発。高速SAでも休憩して6:20頃に会場到着。
結局4:40かかりました。
カラダにダルさが残っているので、アップよりも休息優先。
軽いアップでも全体的に重い感じ。
前回はMICHELINのラテックスチューブのバルブの根元の
接着部が溶けてレース中に空気抜けしたので、リザルトは
1:03になってしまった(ミシュランはタイヤ、チューブとも長持ちしない)。
実走時間は0:55分台だったので、40分台を目標とした。
年代別Aクラスに続き、スタート。
いろんなイベントで目にする強豪選手が軽やかにダンシングで登っていく。
自分もダンシングするが、彼らほど長く出来ず、差が広がります。
睡眠不足、練習不足なので、体調万全の時と比較しても、
カラダの動きが悪く、背中も鈍い痛みがありました。
ヒルクライムは自分との戦いなので、全体的にイーブンペースで走る
ことを確認して、力任せにせず、効率的なペダリングを心かける。
下死点から後ろにスライドして、ふくらはぎで、ひょいと掬い上げる感じ。
そして、脚の付け根と下腹部の体幹の筋肉が自ら動く感じで脚を上げる。
なので、太もも前側の筋肉はあまり使わない感じ。
前半は下りもあって63.7km/hも出るほどなので、前半6kmは
純粋なヒルクライムではない。トップ選手は、ここでもしっかり
スピードを出しているんだろうな。
途中、TT仕様で重いギアでホイールの唸り声を上げながら走る
ツワモノがいた。ゴール後聞けば、高ケイデンスが苦手とのこと。
重いギアでよく登るもんだ(驚)。
後半の9km過ぎからは、ヒルクライムらしくなり、登り&登り。
データからは一番低いギア(Fr39-Rr25)でケイデンス62.4の
イーブンペースで廻す。あと+10のケイデンスで廻したいものだ。
後半の平均パワーは216.9W。ヒルクラでの出力は体重の5倍が
目安と有名アマ選手が書いていたが、その場合、僕は159Wも
足りないことになる!
これはパワーアップよりも、減量ですね。
わかっちゃいるけど、走っている時には、どうにもならないので、
力まずペダルを廻す。
途中、山の麓を見下ろしたり、気分転換するが、暑さが強烈。
ヒルクライムで暑さから逃れなれなかったのは初めてかも?
淡々と走るうちに、残り3km、2kmとゴールが近づいてきます。
沿道で応戦してくれるボランティアの声がありがたい。
残り1km。この頃になると、余裕で前回のタイムを切っている
のは分かったが、いまいち気合が入りきらなかった。
そんな時、後ろから「あと1km!ガンバレ!」、ウォ〜ッと気合と
雄叫びを挙げる選手が迫ってきた。
こちらもスイッチON!そりゃ、負けたくないです。
こちらが抜き返すと、あちらも明らかにスピードアップ!。
両者、気合入ったままゴールしました。
結果、前回から5分以上の短縮で、目標の40分台に一歩届かない
0:50:21。公式タイムは0:50:26.822。
気合スイッチを入れてもらったので、だいぶん縮めただろう。
あと30秒は惜しい!
背中が痛いなど体調が悪く、練習不足の中で、前回より実走時間で
5分以上短縮!ペダリング効率アップがここまで効くことの証明です。
現状でのベストを尽くせた点で、走り甲斐のあるレースでした。
ゴール地点では、メロン、トマトをガブリガブリと噛り付き、
幸せを感じます。このレースはゴールでのメロン、トマトを目標に
していると言っても過言ではありません。
帰りは琴引山荘の風呂で、やっとのリラックスをして帰宅。
広島に赴任していた父に連れて行ってもらった、ざるそばの有名店で
腹ごしらえをして、三次ワイナリーでお土産購入。
充実した連休の一日を過ごせました。感謝。
結果
タイム 0:50:26.822(トップから16:39:66遅れ)
総合120位/174人中
クラス(B)34位/47人中
トレーニングと減量で、あと5分短縮はいけるはず!
パワーメーターデータ
Selection Stats
2011/07/17 8:02
Distance 12.55 km
Riding Time 0:49:42
Cals Burned 612 kcal
Avg Max
Power 214.6 775 W ←前回は平均210w
Speed 15.2 64 km/h ←平均で1.4km/hアップ
Wind 8.5 64 km/h
Caden 66.6 130 rpm ←前回は平均54RPM(ノーマルクランク)
コンパクトクランクの効果も大きい。
Climbing 682 m
Elev 501 to 1063 m
Slope -12.0 to 19.0%
スタートはフラットなところから