第21回英彦山サイクルタイムトライアル大会

2011年、既に18戦目。通算126戦目の、第21回英彦山サイクルタイムトライアル大会。
今年は参戦数を減らすはずだったのだが、ストレス解消と助っ人で、逆に増加してしまった。


ツール・ド・北海道の熱気冷めやらぬ翌週は、約15kmのヒルクライム
My3大ツールの一つである北海道が終了してから、かなり暴飲暴食したので、
体重UPでお腹がパンパンになってしまった。

そんな状況ではあるが、登坂力とSuper6の乗り味確認を目的に参戦。

昨年は沖縄対策合宿だったので、'09年以来2度目の走行('08年は雨で中止)。

5:10頃に自宅を出発。7:10分頃には、バッチリ駐車場に到着して受付&ローラー台セット。


余裕を持って着く方が、精神的に良い。


効率的なペダリングと、太ももの自重も利用することを心掛ける。
30分ほどアップして、添田町体育館で開会式。
その後、ショップやイベントで出会う知人と共にスタート
地点である添田小学校へ移動。

上手い具合に5列目くらいからスタート。
30代のBクラスは9:45にスタート。
住宅地から緩い登り道が続きます。

前半は緩いので、もろヒルクライム!という感じはない。
意外とスルスル走れてしまう。


ここで珍事発生!


なんとグルペットの常連の自分がトップに立ってしまったではありませんかっ!
いくら序盤のペースが遅いとはいえ、僕が先頭になっていいのでしょうか?
とは言いつつ、久しぶりに味わう先頭の快感でした。

行ける時に行かないと、自分のペースは稼げないので、軽いギアでシャカシャカ廻す。
けど、ペースづくりを期待されるのも困るので、あくまでマイペース。

100m過ぎたら、真打達が抜かしてくれました。
その後、集団後方でヒルクライマー達のペースやギアを見習いながら走行。

と、レースでお馴染みの鹿児島の強豪選手が、混み合った集団を
クリアするために、路肩から抜いていった。
その途端、勢い良く、プシューッという音。
運悪く、鋭利なものが刺さったのでしょう。
強豪選手だけに勿体無い。

やはり、ライン取りは地味だけど重要だ。

その後、8km付近までは集団に着く。
しかし、自分にとって心地よいギアとケイデンスでは、追いつけなくなった。
あと2枚重いギアで踏める筋力か、負荷を軽減できる体重が必要。
自分の場合は筋肉量が57kgはあるので、取るべき道は、当然、減量。

標準体重64kgのところ、+10kgとバイク1台を背負っているようなもの。
せめて、おきなわまでには4kgは減らしたい。

英彦山の登りは、知らないうちに斜度が強くなる感じなので、
後半の九十九折なところで、スパートをかける様に、
ムリをせずにイーブンペースでのペダリングで登る。

そんなに筋力を使っていない感じ。
ただ11km地点から13km地点がスピードが落ち気味になったので、
タイムはこの辺りで落ちたのだろう。
山口のAサイクルで会った速い方には30分頃に抜かされた。
クラスで入賞してたから、流石です。

40分過ぎにはIさん、Wさんに抜かされる。
この時点で5分のアドバンテージが0ということで、
かっこ悪い。というか、精進不足。
自分よ、皆を見習うのだ!

後半にスパートかけようとしたら、’09年に動画で撮影された地点に到着。
前回はペダリングでヒィヒィでだったのに、今回は全然楽!
あっけなく過ぎてしまった。

だったら、前半からもうちょい追い込んでよかった?
でも、イーブンペースで良かったのか?分析せんといかん。

残り2kmくらいは大分大学の学生と似た様なペース。
おぉ、今中さんの後輩ではないですか!
「今中さんの後輩がんばれ!」と声をかけつつ、抜き抜かれつ。

沿道の応援にも勇気をもらい、チョークでアスファルト
書かれた残り距離に発奮!

ゴール前100mくらいはスパートをかけた。
大分大生もスパート。
やっぱり、負けたくないので、高ケイデンス
シャカシャカ廻して、抜かれずにゴール!


ゴール後。まだ余力が残ってる!?


結果、Time 0:54.032(総合Topは0:39.180なので、+0:15。クラスTop0:39.5423からも+0:15)
総合:176位/342人完走中。クラス:58位90人完走中


前回の0:59:4921から5分50秒の短縮と、7月飯南ヒルクライムと同様に5分以上の短縮。
短縮はしたが、ヒルクライムが弱点。

沖縄でのタイムロスの要因と同じ。
完走した人に普久川の登りで抜かされ、自分はDNFになったパターンと同じだ。
平地、下りでいくらタイムを稼いでも、これ以上は対応できない。

暴飲暴食ッカーから戻りましょう。


ゴール後は、エイドでバナナと水分補給して、15kmをダウンヒル
Super6+Duraceの性能を試す良い機会となった。
暴走抑止のアスファルトの凹凸処理は、フロントフォークから、やや強い
衝撃が伝わる。とはいっても、COLNAGO DREAMほど強くないが、TREK Madoneよりは強い。
Madoneは衝撃値自体を少なくしてライダーに伝える感じだが、Super6は時々、おっつと
思う時があった。カーボン主体のメーカーと、永らくアルミをメインにしていた
メーカーとの設計思想の違いか?段差を乗り越える時や荒れた路面からのショックを
考慮すると初心者、女性、ロングライドにはTREKが向いてると思った。
Super6はプロが駆るフレームだけあって、攻めたい人に向いている。

またDuraaceは下りカーブでのスピード調整がULTEGRAよりは繊細
にでき、握力もULTEGRAほどには必要としないので、長いレースでは、
ストレスが溜まらないし、楽だと感じた。

ULTEGRAの場合は、強い斜度の下りでかなりレバーを引いて
速度を落とす感じなので、そこから開放されるのもメリットだ。
プロのコンポは性能の一つに、Comfortな操作のし易さが含まれると思った次第。


次戦は日本選手権も行われる広島中央森林公園での中国サイクルグランプリ2011。
ここの登りで、しっかり対応できるようにしよう。

閉会式場では、今回もナイスコメント賞を頂いた。
今年は、笑いを取るコメントも受賞しており、路線変更したよう。
司会の方のツッコミも最高で笑わせて頂きました。
是非、来年も司会をしてい頂きたいですね!



工事の看板チックなとこが、面白い雰囲気。

こんな風に、ゼッケン付けてね!なんだか競輪選手っぽい雰囲気。


開閉会式場の添田町体育館。