レース前夜まで

2007年から参戦しているツール・ド・おきなわ
'07年は当時の85km(昨年から100km)を完走。


翌年の'08年から130km(昨年から140km)にクラスアップして、
今年は4度目での初完走を目指すところ。


これまでの内容は
'08年 与那関門(58km地点)で時間制限リタイア。
'09年 高江共同売店関門(88km地点)で時間制限リタイア。
'10年 安部関門(120km地点)で時間制限リタイア。


毎年、ゴールに近づきつつあるが、確実な手ごたえを見出せないでいた。


今年は、'09年、'10年と違い、レース前に海外出張がなかったので、
1週間で5kg近く体重が増加することなく、週末ライド、平日の
ジムトレ、そしてオクトーバースポーツマラソンでのランで、
ある程度トレーニングできていた。
海外出張があると現地スタッフに飲みに連れて行かれ、料理を勧められるわ、
紹興酒や焼酎の一気をさせられるわで、数ヶ月の減量努力が
数日で吹っ飛んでいたので、毎年、トレーニングどころではなかったのだ。


10月1日からレース前までの走行距離は640kmと距離は不足気味だが、
パワー維持の効果はあって、ジムのエアロバイクでの強度は、例年の
13レベルからMaxの25にしても30分はペダルを廻し続けられる
ようになっていたので、番狂わせがない限りは、昨年より良い結果が
得られると思える状況だった。


レース2日前の秋吉台ライドでも、決戦バイクでないのに、
自己ベストを出せたのも、いい心理状態にしてくれた。


ただ、海外出張はないとはいえ、今年はなんとレース前日に大学時代の
友人の結婚式が群馬であり、金曜に山口から東京、群馬へ飛行機
と新幹線で移動し、土曜夜に沖縄入りする強行スケジュール。


友人は生死をさまよう事故で入院した病院の看護師さんと
知り合ったとのこと。K君、よく復活したね。



末永くお幸せに!


縁の不思議さと健康であることの大切さ、幸せさを
感じさせてくれる温かい式で、自分も幸せパワーを
もらってから羽田空港へ向かった。


羽田から那覇への機内では乗務員さんと、ツールド
おきなわに参戦すること、そして140km初完走を目標に
していることを話したら、着陸後に応援メッセージ、
フランスの縁起物のお守り、そして補給食にと黒糖を分けてくださった。
(お名前を伺うのを忘れたが、温かいおもてなしに感謝!)


今年は温かくHappyな気持ちで沖縄入りできた。
初完走への想いも強くなります。


機体から降りて、まだ温かい沖縄の空気を感じながら、
自転車道具の入ったリュックと礼服・引き出物を携える
他人から見れば不思議ないでたちで、前職の後輩K−DO君と合流。


高速で名護まで行き、美味いと評判の”なかま食堂”で夕食を摂った。


披露宴は途中までの参加で炭水化物を取れていなかったので、
ここぞとばかりに食べる(カーボローディング)。


そば定食(沖縄そば、御飯、チキン、卵焼きに野菜)だけでは足りず、
タコライスも注文。さすがに満腹になった。
フルカーボロイドと言ったら、K君曰く「ただの暴飲暴食」ですよ。
まぁレース前日ですから。

9時30分頃に国頭の宿に到着し、その後2時間近くレースの準備、
シャワーを浴び就寝。若干、脚にダルさを感じたので、ストレッチを
して、亜鉛、鉄サプリを摂り就寝した。