その1 スタートから普久川(2回目)

7:10からの出走確認、9:15分のスタートを前に、朝食と手荷物預けのために
4:40頃に起床。朝は苦手な自分が目覚めが良い。脚の疲れもなく調子が良さそう。

前日のフルカーボローディングが効いているので、空腹感は強くなく、
お代わりで御飯を食べ過ぎることなく、出された分量で済ます。

100kmのK-DO君を見送り、T君と部屋で待機。
ストレッチをするが、7時前だが気もそぞろになってきたので、
予定より早くスタート地点へ。
iBikeのキャリブレーションを兼ねてアップ走行するが、上手く完了せず、
結局、設定はそのままで走る(iBikeの設定はこんな時に面倒だ)。

補給食は前年に後半でハンガーノックになった反省をもとに増備。


ドリンク500mlX2本
ジェル(Power Gel, Casrbo Shots, 梅丹サイクルチャージ)を6本(120kcalX6=720kcal)
Power Bar2本(225kcalX2=450kcal)
JALの乗務員さんから頂いた黒糖と梅丹ラムネ7〜8個?
合計1,300kcal程のカロリーを持つ。


アップ走をして出走確認にスタート地点である道の駅に戻ると、
既にバイクの位置取りが始まっており、中団後方に。
来年は早めにアップと位置取りをしよう。
結局6kmくらいしか走れず。


スタートまでの間はお手洗い、ストレッチなどで時間を過ごす。
プロが出場する国際210kmの逃げ集団は観たが、メイン集団は
トイレの間に通過していた。残念。


当初のスタートは9:15分だったが、上位クラスのレース展開のおかげで10分早まった!
'08年は雨によるプロのペースダウンで30分近くスタートが遅れ、
'09年は市民210kmが国際(プロ)に追いつきそうになったため、
20分ほど中断するなど、遅れることが多かったので、
今年の展開は朗報だ!このGood luckを見方にせねばと思う。


9:05にスタート!
先導車を前に走行するのに集団が落ち着かない。
宿泊したホテルみやしろ近くのトンネルへの緩い登りでさえ、
大きい減速があったり、ラインを左右に変える選手がいる。
落車だけは避けたいので、一番左のラインを走っているのに、
左2列目から1列目に来たり、戻ったりと危なっかしい動きだ。
トンネルを抜けてからは前方で急ブレーキ。
自分もかけざるを得ず、路面とタイヤからキュッと音発生。
後方から「おう、おう」との注意と抗議が混ざった声が発せられる。


頼むから前方でフラフラしないでくれ。


リスク回避のために、自分も声をかけながら海岸線を走行。
スタートから4kmを過ぎると右折し、普久川ダムへの登りが始まる。


昨年は前半2kmも行かないうちに遅れたが、今年は前方に見える選手が多い。
体力消耗を防ぐために力まず、効率の良い回転を心がける
メーターでタイムまで気にする余裕なく、残り何kmガンバレと自分に言い聞かせる。
前半はきつかったが、後半は以前より楽に感じた。


データからも実感の通り、登りでのタイムが速くなっていた。
特に2回目の失速が抑えられている。


普久川関門(1回目)制限時間10:20に対して9:41(39分前)に通過。


ここで、以前のデータと比較。

【2011年】コンパクトクランク(50/34)リア(11-25)
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普久川1回目 6.4km Time 0:20:36(前年比-1:26) 平均速度18.7km/h(+0.9km/h)
 平均Cadence 84.6RPM(前年比+12.4RPM) HR Av182.7
普久川2回目 6.4km Time 0:23:55(前年比-3:10) 平均速度16.1km/h(+1.9km/h)
平均Cadence 75.5RPM(前年比+13RPM)  HR Av177.5
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【2010年】ノーマルクランク(53/39)リア(12-27)
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普久川1回目 6.4km Time 0:21:58 平均速度17.8km/h 平均Cadence 72.2
普久川2回目 6.4km Time 0:27:05 平均速度14.2km/h 平均Cadence 62
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【2009年】コンパクトクランク(50/34)リア(12-25)
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普久川1回目 6.4km Time 0:21:14 平均速度18.1km/h 平均出力258.8w 平均Cadence81.6
普久川2回目 6.4km Time 0:31:06 平均速度12.6km/h 平均出力164w 平均Cadence60.8
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参考)--------------------------------------
数年前の200kmチャンプのデータ(ブログより拝借)
普久川1回目: 6.4km、15分07秒、308W、174拍、82回転
普久川2回目: 6.4km、15分57秒、283W、172拍、74回転
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さて、レース内容に戻って、普久川を過ぎたたところから。


普久川を過ぎると速さが近い選手達と自然に集団となる。
今年は今までで一番多い集団で、20名を越えている。
登りでタイムロスを抑えたメリットが早速出てきた。



この辺りは東京理科大、明星大、慶応の選手達などがいた集団。
集団が多いのか、全体での交代とならずに先頭での交代となっている感じ。
また下りでラインを変える選手がいたり、体重の重い自分は下りで
速度が伸びるなど位置速度が合わなかったの、対向車線側に出て
落車リスクを避けながら走った。
自分からもっと交代の声をかけた方がよかったか?



伊部、我地、伊江から奥までの東部海岸沿いを北上する区間はアップダウン
の繰り返しなので、下りでの勢いを使えば、大変ではない区間


奥関門(35km地点)足切時間10:55に対して10:12(43分前)で通過。
ボードを見るとトップから6分遅れ。悪くないペースだ。


100kクラスのスタート地点である奥を過ぎて、旧85km時代のスタート地点
である辺土岬までは登り。きつくはないが集団がばらけ気味になる。
ここで無理し過ぎて牽くと普久川で大失速するので、登りは自分のペースを守り、
牽きボランティアにならず、また、遅れないペースとした。


昨年はこの辺りで210kmの第2集団まで抜かされたが、今年は抜かされず。
ペースとしては良い?


早く終ってと願う登りをクリアすると辺土岬から下り&平坦へ。
普久川までの14kmを平均時速40km/hで駆け抜けます。
昨年までは、この高速区間で脚に疲れを感じていたが、今年はあまり感じない。
自然に平地が得意な自分が前に来て先頭を牽く機会が増えたが、道路工事で
幅が狭かったり、曲がったりしたので、中途半端な交代タイミングになってしまった。


ここはタイムの稼ぎ時。


'08年の初130kmで引っかかった与那関門(足切時間11:35)を10:51(44分前)に通過。トップから9分遅れ。
 
左折する前に集団から離れて画面左にいるな。 写真uhyorinさんより


レース後半を左右する2回目の普久川が始まる。