夏合宿3日目(ツール・ド・播磨)六甲山TT

前日の暑さで消耗した体力に追い討ちをかける最終日は六甲山TT。
六甲山と聞いて、タイガースの歌にも出てくるし都市近くの山でしょ?
と思ってたのが大間違い!阪急逆瀬川駅からの13kmは、エライエエ坂してましたわ!

牛丼屋で朝食を食べ、ある謎について、2対2で意見が分かれた後、
宝塚に向かいます。

宝塚と言えば、

 

と、僕のタイプのタカラジェンヌの皆さんの本拠地ではありませんか?
未来のスターは歩いてないか?とアンテナ感度を上げます。

コンビニでRed BullをChargeして逆瀬川駅からの登りをスタート。
あいかわらずiBikeの調子がおかしいので、遅れてスタート。
川沿いからマンション、ゴルフ場の脇を走ります。
人が住んでるこの地点から、激坂ではないが、ほどいい登りです。
既に初日のように体力はないので、イーブンペースでのペダリング
5kmほどするとクネクネした道となり、ところどころダンシングが
必要な斜度が出てきます。

前日からタイヤトラブルを抱えるK君は体力の消耗が激しいのか、キツそう。
13kmといえば1時間以上は登るので、淡々とペダルを廻すしかないと
言い聞かせる。途中、TREKのアルミ乗りと、アスタナジャージのライダーが
かなりイイペースで抜かして行った。ありゃ、ヒルクライムではいい成績
取るレベルだと思いながら走る。

いつまでたってもクネクネ、ダンシングでクリアが続く。
幸いなのは曇りで気温が低いことだ。これで快晴だったら、
モゥキツさ倍増です。

なんとか山の涼しさに助けられ、1時間17分で山頂ゴール!

前日から続くステム(120mm)が長すぎることによる、
肩周りの痛さもあり、本調子ではなかったが、2日前からの
走行距離を考えれば、現状の実力通りか。

この日もFさんの登りは安定していた。
やっぱり、コツを掴まないといけない。

さて六甲山TT優勝は、やはりT君。
なんと46分で到達したとのこと。

初日に同じ坂を上っている時に、T君より20kg体重の重い自分は
+50Wを余計に使用していることが判ったが、やはり、
長い坂では差が如実に表れました。

やはり減量が最優先。

六甲山頂でジュースを飲んで、有馬方面へ向かう下りでは、
またクネクネと走って、徐々に暑さを感じる下界へと降りたのでした。

甲子園出場で有名な神戸弘陵高校を目にして、有馬温泉へ。
”炭酸煎餅”の看板を目にして、食べると言いはじめた僕でしたが、
いざ着くと、暑さで食べる気を失くし、結局、コンビニプリンで糖分を
補給したのでした。

有馬温泉からは帰省の渋滞をかいくぐり川西へ帰還。
オムライスの美味しい店で、栄養補給をしました。

Fさん宅に戻って、一息してから、新幹線で自宅へ帰宅。
連休初日からの3日間で、約300kmの距離をこなした
内容の濃いトレーニングができたので、8月末のシマノ鈴鹿から、
9月のツールド北海道、そして11月のツール・ド・おきなわ140kmに
向けて良い意識付け、方向付けができたと思う。

この合宿で驚いたのはT君の寝言だった。
朝4時、5時と、誰かに話しかけるほどの音量での寝言だったので、
自分に話しかけられていると思ったのだが、自転車に関することを
説明しているような、自分に言い聞かせているようなことを言っていた。

仕事でも、趣味でも、やはり強く思うことが大切なんだな。
自分は何を強く思っているのだろう?



この日の走行データiBike
(変わらずパワーは低めに出ている)
2011 08 14 6:06
Distance 73.49 km
Riding Time 3:55:04
Cals Burned 1265 kcal

Avg Max
Power 93.8 507 W
Speed 18.8 58 km/h
Wind 7.6 69 km/h
Caden 57.0 155 rpm
HR 134.6 171 bpm

Climbing 1343 m
Elev 54 to 905 m
Slope -15.3 to 27.6%


道案内をしながらのFさん、山頂到着。
到着〜のK君と2度目の登頂のF君。

炭酸煎餅を食べる気力は無くなっていた。
有馬温泉でパシャリ。
なんちゃって山岳賞の自分。北神急行の駅近くの登りで
「ガンバレ、山岳賞!」と激励されながれ抜かされた。

有馬温泉から川西の戻る途中の岩肌の見える絶景。
Baby Face Planet'sの明太クリームオムレツ。美味しかった。


この日の走行画像。