ツール・ド・佐伯Sクラス(190km)完走〜!

走ってきました190km!
今日はお尻とハムストリングに、いい疲れを感じています。

8日土曜22:40に出発して小倉まで高速。
途中、椎田道路、宇佐別府道路から南下。
東九州道が佐伯まで開通しているのだが、古い車のナビで大分光吉ICで降りてしまった。
そのため、峠道を通ってしまったのだが、のどか過ぎて鹿が路上に出てくるわで、
真夜中にかなりドキッとすること数回でした。

目前に現れた時には人?いやデカイ?と思い、急減速回避とクラクションで鹿を追い払う。
2回目は轢かれた鹿が現れハンドルでクリア。こちらを向いている鹿の目が光ってドッキリ!
真夜中に心臓に良くなかった〜。

そんなアクシデントを乗り越えて、3:40に到着&就寝。

6:00過ぎに起床してスーパーで買った鮭弁当を食べて受付。
8:30の開会式まで、ゆっくり準備します。

9:00に最長Sクラス190kmがスタート。
制限時間が8時間の17:00と短いクラスに出場するだけあって、健脚揃い。
(ちなみにエントリー枠50名に対してエントリーは41名)。

どこまで付いていけるか?と思ったが、九州再東端の鶴御崎へ向けて
東への登りが始まった段階で遅れてしまった。

以降、彼らを目にすることはなかった。

自分の目標は、まずゴールなので、力まず、効率の良いペダリングを心がける。
とは言いつつ、海辺の向かい風区間では体力消耗するので、なるべく集団で走る。

かなりの頻度で右に左にクネクネ曲がる道を、チギれないように列車を組み走る。
Aコースより長い鶴御崎への30kmは意外に長いなと思いつつ、登りをこなす。
降りたいほどの斜度ではないが、下りが待ち遠しく感じます。

同じ集団は後半でも一緒に走った福岡から参加のGARMINジャージの方と、
イベントで良く見かける土橋塾の方。

登り後半は、時々ダンシングでスピードキープ。
と、向かいから選手が降りてきた。ということは折返しが近い!
エイドに到着し、スタッフの方に少し先の灯台での写真撮影を勧められるが、
制限時間を考えると余裕はないので、笑いながらいいです(苦笑)。

下りを過ぎると、これまた右に左にクネクネの海岸道。
他のクラスの選手や車が対向車線から来るので、けっこう気を遣う。

この頃になると、尻からハムストリングスの筋肉、特に左側が疲れてきて、
数名のローテーションがキツイ。TREK乗りの黒とブルーのジャージの方に
多くを牽いてもらった。自分も替わったが、速度が伸びず、短時間の牽きだった。

河川敷のコースを通り、佐伯市街を過ぎたら、上浦B&Gで待望の昼食!



豪華な昼食!


なんと寿司と、ごまだしうどんですよ!さすが、海鮮の街!
さらに刺身もあり、なんとも嬉しく、腹もパンパンになる昼食でした。
ただ17:00までのゴールを考えるとゆっくりできず、早めに食べた。

昼食会場を過ぎた100km辺りで3:30弱。
コースは違うが、佐渡トライアスロンでも同じようなタイムだった。
あまり変わらないもんだな。

西へ進路を取る後半は上り、トンネルが多い区間
登りでムリせず、風の影響がないトンネルで速度アップする展開。


見所の一つである大水車に到着。なかなかダイナミックな風景です。




竹の子寿司。絶品!


そして、ここでも寿司!竹の子寿司という佐伯でも、
この地域だけで食べられる寿司とのこと。
見た目も繊細で、味も竹の若干の渋さと漬けた汁が絶妙でした。

まだ昼食後でお腹は空いていなかったが、美味し過ぎて2つ目も頂く。

この料理は、また食べたいし、自分でも作ってみたい逸品でした。

大水車から折返し宇目は、舗装路面が粗く、スピードが伸びず体力を奪う。

3番目の峠を過ぎると、久しぶりの平坦区間
体力も回復してきて、ペダルを廻せてきます。

前半の海岸沿いや昼食会場で遅れた方に追い付き、時々、追い越す。
190kmという長距離で追いつくのだから、やはり、自分は平坦、
下りは良いが、登りで遅れることを、改めて実感。

この解が、ツール・ド・おきなわにつながるのだが、簡単な式ではないな。

120kmを過ぎた頃から、恐らく制限時間内にゴールできる実感が出てきた。
平坦で稼ぐ稼ぐ。登りでも気を抜かない、きれいにペダリングする。

残り10kmの登りは後半でスピードが落ちたが、ガタ落ちせずキープ。
峠をクリアしたら、やっと市街地へ。
交差点で100km参加という女性と立哨スタッフと声を交わす。
女性の方は60歳オーバーとのこと。

定年を過ぎた年でも健康に人生を楽しめるのは素晴らしい。
自分も、そんな風になりたいと思う。

そういえば、開会式では宮城県の自転車協会の方が、
東北復興チャリティーでいらっしゃっていた。
「生きているだけで幸せ」、「自転車に乗れる時間、お金がある幸せ」
とおっしゃっていた。

その通りだ。美味しいものも頂ける機会もあることも感謝です。

そんな感謝と東北復興への気持ちを込めて、大会から提案のあった
タスキにメッセージを書いて、僕は走った。

残り5kmが長く感じたが、もう登りは無いので、もう少しと言い聞かせて走り
制限時間の17:00から14分前の4:46にゴール。

ゴールまでの時間7:46、実走時間7:11
(エイドで20分としても、交差点の停止で15分も使っているのか)


完走賞の、ごまだしとバンダナ



5月の石見のように絶対的な斜度はキツくなかったが、制限時間が短い分、
レース並みに気を抜かず走ったので、かなりいい練習になった。

コースも沖縄の登り、海岸沿いに似たコースプロファイルでした。

一息して、ぜんざいを頂く。隣には宇部から参加のおじさん。
こちらも60歳オーバーとのこと。いい笑顔をしてます!

小腹を満たした後は、佐伯市街で、地物の寿司を満喫。
”ぜんご”と呼ばれる小アジを頂きました。


素晴らしい大会を開いて頂いた主催者・ボランティアの方、
そして、自転車で走れる幸せ、美味しいものを食べさせて頂ける環境に感謝!


走行データ(iBike)*パワーはおかしいままだ。
2011/10/09 8:29
Distance 191.09 km
Riding Time 7:11:34
Cals Burned 2018 kcal

Avg Max
Power 81.5 496 W
Speed 26.6 61 km/h
Wind 6.5 52 km/h
Caden 77.0 141 rpm
HR 150.1 181 bpm

Climbing 1847 m
Elev -86 to 190 m
Slope -13.2 to 13.3%


茶色が高低差。後半にきますね〜!